121 豊中服部ひまわり整骨院ブログ「よく耳にする腰椎椎間板ヘルニアって?」
2018.11.10 16:38
皆様こんにちはひまわり整骨院の加賀です。
最近はかなり気温も下がってきて、秋というよりかは冬の様な冷たさを感じる時もありますね、寒さは身体にとっても我々施術者にとっても難敵です。なるべく身体を冷まさないよう心掛けましょう!
さて、前回は[頚椎椎間板ヘルニア]について記事を書きました。今回は椎間板ヘルニアの腰ver[腰椎椎間板ヘルニア]について書いていきます。
前回、椎間板ヘルニアとは各椎体の間の椎間板が突出したものが、神経や脊髄を圧迫する、と説明しました。本来椎間板は上下の椎体を支えるクッションの役割をしている、とてもいいやつですけど、不良姿勢や、荷物の持ち運びなどで腰に負担をかけ続けるととても悪いやつになってしまいます。
原因
ではなぜ、椎間板が後方に飛び出てしまうのか、様々な原因があります。腰椎椎間板ヘルニアになる方の場合、日常生活の中で椎間板への負担が積み重なっていることが多いです。例えば、仕事で長い時間、車を運転する。中腰での作業や重たい物を持つことが多いなど、腰への負担が大きい人ほど発症しやすいと言えます。(上記以外の方でも症状が発症することもあります)
症状
腰椎椎間板ヘルニアの症状は、まず腰の痛みがあります。正常な方の場合、椎体の後を通る神経は不自由なく動くことができます。体を前に曲げたり後ろに伸ばしたりしても、神経は脊柱管の中をスムーズに滑ることができます。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアになると、椎体の後を通る神経が飛び出た 髄核に圧迫され、スムーズに滑ることができなくなります。この動きにくい神経に歪みの力が加わることにより、左右どちらかの腰や臀部、下肢にかけてしびれが現れ、足に力を入れることが困難になります。さらに疼痛性側弯という背骨そのものが曲がったり、動かし辛さ、重たい物を持つと痛みがより強く表れたり、咳、くしゃみをしただけでも激痛が走るなど様々な症状があります。
さらに、椎間板ヘルニアの状態が悪く、重度の場合では左右両方に同じ症状が出ることや排尿障害が起こることもあります。また関連して起こる坐骨神経痛は脊髄、神経根が圧迫されることによって起きるため、椎間板ヘルニアが起きていると推測しやすい症状の一つとして有名です。症状がこれだけある分、自覚症状も沢山あります。
自覚症状
- 立っている、座っているということが、短い時間でも辛くなる。
- 30分くらい歩いていると腰が痛くなってきて、脚にビリビリとしたシビレを感じる
- 立ち上がるのが辛い
- 太もも、スネ、足の一部を触ってみても、感覚が鈍い、また感覚が無いところがある
というような自覚症状があります。そのまま放っておくと重度の場合では便秘、頻尿、排尿障害、EDといった、下半身に関する症状を引き起こしてしまう可能性があります。また、下半身の運動神経が麻痺すると徐々に筋力が低下し、つまずきやすくなったりします。
治療
重症例(尿失禁、日常生活に支障をきたすなど)では椎間板ヘルニアを取り除く外科的手術が必要な場合があります。軽度の場合は、痛みの出ない姿勢を維持することや、コルセットなどの装具を使用したりして疼痛を緩和します。また当院では、痛みのある部分に直接アプローチするのではなく、その周りの筋肉や軟部組織の緊張を緩め症状の緩和を目指します。また、日常生活で気をつけることやストレッチ等を行い症状の悪化を防ぎ再発を予防していきます。
予防
腰椎椎間板ヘルニアでは、重い物を持つ作業をする際には腰への負担がかかりにくい体勢で持ち上げる、長時間中腰などの不自然な体勢をとらないなど、再発予防対策も重要です。
難しい話ではありますが、ひまわり整骨院に来院される患者様にも多い疾患ではあります。腰を痛めている方全てが腰椎椎間板ヘルニアと言うわけではありませんが、何かお身体の異変を感じましたら些細な事でもお気軽にひまわり整骨院までお越しください。
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